地平線と山が重なりあう日

大阪の夜

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話はさかのぼって大阪の夜。

チッツ!世間知らズ!この初顔あわせなバンドをぶつけてきたブッキングしてくれたhopkenさん。初日ですね。やつらは、いや、彼らは、「大阪」ど真ん中の人たちでした。
「大阪」を感じさせるには「これじゃ~」っていう、思惑がhopkenさんにあったかどうかはわかりませんが、ま~。感じましたね。大阪を。

「東京モンがなんで、大阪に来とると?なんでお前らがトリなんと???」(何故か博多弁でお送りしております)

っていうのを感じた訳なんですが、本当はそんなこと思っていなかったと思うんですけどね。でも、お客さんも含めて「こいつら東京から出てきて、大阪で何さらすねん?」「おもしろ~なかったら只では帰さんぞ」っていうそんな空気が立ちこめていたような気がしたんです。僕、感じちゃってたんです。「これはまずい。チッツとか世間知らズはすごいわかりやすいストレートなメッセージだし、全然ひねくれておらん。すごいわかりやすい笑いを入れてきよる。すごいわかりやすいやり方、メッセージ、僕らにこういう要素はまるっきりない!!ひねくれの塊ですよ。僕は。!うーーん!この今いるお客さんを楽しませるにはど~すりゃーええんじゃ」若い青年、黒岡はひとりで考えていたんであります。タバコをすいながら「どうしよっかな~~」って思っていましたね。

大阪ど真ん中って感じがしましたね。あのepokの空気。

あの空気をどういう風にしよう。土足であがるのは失礼だし、わからんものだして「どうや!」って言ったら食べてくれなそうだし、食べてもらいたいし、食べなきゃ音楽じゃないし、まずは一口、一口でも食べてもらうにはどうしよう。ほんと、一口目から最後のデザートまで食べてもらうにはどうしよう。ホライズンはただでさえ、わけわかんないとか言われてるから、それをそのまま、シュールに出してもだめだぞ。シュールさは、細切れに出そう。全開シュールはやめよう。ぜったいにぽしゃる。全開シュールっていっても、この空気だと絶対にダメだ。これは、バルサミコ酢かけて出すつもりだったが、どうしよう。ソースだ。ソースぶっかけてだそう!それしかない。大阪の人たちにもわかってもらいたいんや。と思って、ソースをかけるために、ビールを一杯だけかっ込んだんです。1曲目から、ソースをどぼどぼかけて、お出しいたしました。演奏の面、選曲セットリストの件でもハードだったのもあると思うけど、結局、終わってみればダブルアンコールで、盛り上がって終わったんです。(そんな気がする)ふーー!よかった。少し笑ってくれた(ような気がする)。よかった。だんだん心開いてくれた。やじがいっぱいあった。大阪のいい夜をもらった。よかった。って感じでした。実際に見た人は全然違う印象かもしれないけど。僕はそうでしたね。やりきったー!ソースかけすぎたけど、食べてもろうた~。みんなが完食した訳じゃないと思うけど、とりあえずメインは出してないかもしれないけど、食べてもろ~た~。って。

終わった後、ソースの話はさておき、いろいろ話をした。チッツの人とも世間知らズの人とも、話した。チッツの人たち、もう10年くらいやってるんだって。「僕らもそうなんですよ」「そら、うまくなりますよね、、」って。何故か、勝手に同じような境遇で頑張っているんじゃないかと、共同意識をもった。

そうそう。それで小田島さんが、「似顔絵描き屋さん」で参加してくださった。これ前々日くらいに、やりとりして決まったことなんですけど、小田島さんが、原画を持ってきてくださって、僕たちにとっては宝物を、惜しげもなく紐でくるくる巻いたやつを持ってきてくださって、僕はアンコールでその画をステージ(?)に置いて歌った。踊った。あの画のパワーすごいんですよね。そうそう。あの画が僕たちを助けてくれたんかもしれない。あの原画が、僕たちにとっての守り神だったのかもしれない。ま。僕にとって。かな。

終演後、チッツのTシャツを買いたいと思って選んだ。僕がほしいTシャツのピンクの色がSしかない!!どうしよう。でもこのピンクが欲しいんや。っていうことで、SサイズのTシャツを買った。
帰ってから1週間くらいして着てみたら、全然サイズ違いもいいところで、「チッツ」と書かれた文字が見えないくらい引っ張られている。だめだった。小さいとかの問題じゃなかった。何度もサイズは間違えているのだが、「サイズは合わせなきゃダメだよ!あなたはLなんだから」とまたまた戒められてしまった。
インディーズファンクラブでいらっしゃるようなので、そのとき、そ~~と行って取り替えてもらおう。そうそう。チッツのこんど「こんがりおんがく」レーベルから出るCDいただいて、聞いています。アニメソングっていうか、X JAPANみたいな声っていうか、演歌っていうか、僕にとって、ある要素で笑ける、そしてやけに耳につく音なんですよね。まったく。なんなんだ。この音源は。ストレートや。大阪や。僕も大阪に出て音楽していたら、こういう感じになっていたのかもしれない、、と思ったり。ま。大阪には出なかった訳ですが。

終わった後は、見に来てくれたフレンドリーの面々と会食して、夜はhopkenさんにお世話になりましたとさ。大阪の夜に、感謝やで(アサダマオ風に)。

大阪のセットリスト

点ブレイク
オリンピックの前日
高速バス

マラソンの時間
雨の日
甲子園
月曜日から金曜日までのすごし方
がちゃり
期待

EN:
たぬきそばのテーマ
期待

明日は名古屋の夜について書きます。




東京を出たのが、夜の12時、大阪に着いたのが、朝の10時頃。特に目立った渋滞もなく、すいすい来れた。走り出したとき、大雨なのがきつかったけど。大雨のおかげで中央道が混んでいなかった(と思う)。大阪に速く着きすぎて、僕たち何してたかって?epokでごろごろしますよ。そりゃ行きますよ。いつも行く、串カツですよ。食べますよ。通天閣ですよ。スマートボールですよ。リハーサルギリギリまで町をふらついて、みんなの大阪欲望を満たしたのでありました。物販担当のこっちゃんは東名高速のバスがめちゃくちゃ込んでて、途中彦根で降りて、新幹線で、来てくださって4時くらいに現地に到着したのに、僕たちは大雨の中、大阪に着くくらいには晴れてて、串カツ食べてビール飲んでいたって言うね、、すまん!こっちゃん。


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by horaizunyt2 | 2012-05-17 00:28 | ライブ後日談
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